京都市バス・京都バス一日乗車券 一日目

三十三間堂・安井金比羅宮・建仁寺


とにかく出発してみる

2014年8月18日(月) 晴れ 35℃

今回がこの度思い立った「500円で巡る京都」の第一回目ということで、思い立ったのはいいが要領も得ず。とにかくまずは出かけてみようということで、今回はまず京都市東山近辺に狙いを定めてみました。

(ちなみに我が家の最寄りのバス停は「西大路五条・西大路花屋町」というところで、スタートは基本そこからになります。)

まず最初に決めたのが「三十三間堂」通し矢や約千体の仏像群で有名なところです。それら以外にも数多くの国宝・文化財を有する京都を代表する観光地の一つです。次に「縁切り」のキーワードが気になった「安井金比羅宮」通称「安井の金毘羅さん」。最後はその安井金比羅宮の程近く、「双竜図」や「池泉回遊式庭園」で有名な臨済宗建仁寺派大本山「建仁寺」に決定。水筒とデジカメを鞄にしまい込み出発と相成りました。

西大路花屋町(205系統)→烏丸七条(206系統)→博物館三十三間堂前

出発は午前10時。我が家から「三十三間堂」まで直通の路線が無いため、まずは烏丸七条へ向かいます。利用するのは205系統、最寄りの西大路花屋町バス停から乗り込みます。

烏丸七条まではおよそ15分。そこからさらに206系統に乗り換え、揺られること更に約15分で最初の目的地「三十三間堂」の最寄りのバス停博物館三十三間堂前に到着致しました。

三十三間堂

三十三間堂前

バス停から歩いて1分。いよいよ最初の訪問地「三十三間堂」に到着。拝観料600円を支払い中に入ってみると、月曜日の午前中だというのに結構な数の観光客の姿。特に海外からの観光客の割合が多く、改めて京都が観光地世界一になったことを実感致しました。

縁

そして最初に向かったのが木造千手観音立像群。その数1,001躯とのことでその並びはさすに圧巻。つづいてこちらも有名な「通し矢」の行われる縁へ、その「通し矢」の歴史はおよそ300年からというから少し驚きだ(京都の歴史の中では比較的最近という感覚なのかも知れない)。面白いことに縁の中ほどには突き刺さったままの矢があるので気になった方は是非ご覧になっていただきたい。

1時間ほど見て回ったところでそろそろ次の目的地へ向かうことにする。

博物館三十三間堂前(206系統)→清水道

さて次の目的地「安井金比羅宮」へは博物館三十三間堂前から206系統に乗り清水道まで向かう。清水道からはあるいて約3分程。思っていたより世俗的な雰囲気の中に目的地は有りました。

安井金比羅宮

安井金比羅宮

縁切り

ここは所謂「縁切り」で有名なのですが正確には「悪い縁を切り、良縁を結ぶ」ご利益があるそうで周りを見渡せば気のせいか女性の参拝客が多い気が。彼女たちの願いとはいかなるものかと少し考えてしまった。ちなみにここは24時間訪れることができ拝観料も不要。「縁切り」以外にも海上安全、交通安全のご利益もあるそうなので気軽に訪れてほしい。

建仁寺

建仁寺

さて正午を回ったところで本日最後の訪問地「建仁寺」へ向かう。「建仁寺」までは「安井金比羅宮」から徒歩で10分程なのでここでは一日乗車券の出番はない。拝観料500円を支払い中へ、パンフレットには京都最大の禅寺との記載がある。その名の通り臨済宗建仁寺派の大本山で広大な敷地を持ったお寺さんである。入り口を入るとすぐに吹き抜けのような高い天井でその高いところには煙出しの窓のようなものが見えた。

風神雷神図

双竜

 

更に中には「風神雷神図」を始めとする国宝・重要文化財が目白押しなのだが(「風神雷神図」はデジタル複写のレプリカである。本物は京都国立博物館に寄託されています)とにかく気に入ったのがここの静けさと落ち着いた雰囲気である。歓楽街「祇園」のまっただ中にあるにも関わらずここだけが別世界のように存在しているのに驚かされた。また建物内の多くの部屋に立ち入ることができる上に写真も自由に撮ることができるのは観光客には非常にありがたいと思う。

建仁寺 部屋

中には縁側や畳の上で横になる人もいるぐらい落ち着いた空気感であった。もちろん「雲龍図」の襖絵や法堂の天井にある「双龍図」も間近で見ることができ大変有意義な時間を過ごせた。

本日のまとめ

花見小路

 

1時間ほど「建仁寺」を堪能しそのままバス停に向かおうと思ったがせっかくなので少し祇園に寄り道することに。花見小路を歩いてみると若者向けのお店もちらほら見かけることができ、浴衣姿の若い観光客が下駄の音を鳴らしながら歩いているこの風景もなかなか良いものだった。最後は祇園のバス停から80系等に乗り約45分自宅近くの西大路五条に到着。初めての一日乗車券の旅は終了となりました。

今回乗った路線
西大路花屋町(205系統)→烏丸七条(206系統)→博物館三十三間堂前(206系統)→清水道
祇園(80系統)→西大路五条

使ったお金
一日乗車券:500円 拝観料:1100円

所要時間:約4時間

スポンサーリンク

シェアする

スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください