大雲院(だいうんいん)
大雲院(だいうんいん)
〒605-0074京都市東山区祇園町南側594-1
京都市東山区にある浄土宗系単立寺院で山号は龍池山。大雲院の名は信忠の法名にちなんだものである。1587年(天正15年)に正親町(おおぎまち)天皇の勅命により貞安が織田信長の子信忠の菩提を弔うため、信忠が討たれた二条御所跡に創建したのに始まる。その後、寺町四条下ルに移り、さらに昭和になって東山区の大倉喜八郎旧邸を買得して移転した。またその遺構でもある「祇園閣」の屋根は銅葺になっており、そのため「銅閣寺」と呼ばれることもある。
境内には織田信長、信忠の墓所があるが遺骨は納められていない。(秀吉が阿弥陀寺に法事執行と遺骨の運搬を申し出たが断られたという)また天下の大泥棒として有名な石川五右衛門の墓所もあるが、これは処刑前に市中を引き回された五右衛門が大雲院門前に至った際、貞安が引導を渡した縁によるとされている。
アクセス:京都市営バス(各系統)「祇園」下車 東へ徒歩5分 京都市営バス(202・206系統他)「東山安井」下車徒歩5分
開門時間:基本的に非公開(最近では毎年夏頃特別公開が行われる。)
拝観料:600円(2014年度、基本的に非公開)
ホームページ:なし(Wikipedia:大雲院)
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