京都市バス・京都バス一日乗車券 十八日目

西本願寺(にしほんがんじ)・平安神宮(へいあんじんぐう)

2014・12・17 晴れ 3℃

500円で巡る京都十八日目。大荒れの2日間が過ぎ、本日は快晴となったが気温は相変わらず低く、風は冷たい。前日の雪の残りの水溜りに氷が張っているほどである。さて、そんな寒空の下、今回訪れるのは浄土宗本願寺派本山の西本願寺と、平安遷都1100年を記念し建立された平安神宮である。

京都駅前(6系統)→西本願寺前

京都駅前・B1 本日のスタートは京都駅前B1乗り場から。京都市営バス6系統に乗り西本願寺前を目指す。とは言え西本願寺前まではわずかに5分程である。

西本願寺(にしほんがんじ)

西本願寺・総門

西本願寺・御影堂 バスを降り、少し南へ歩くと堀川通を挟んで総門が見える。その向かいに建つ御影堂門を抜けるとすぐに御影堂(ごえいどう)が目に入る。同じような建物が2つ左右に並んでいるが、右は阿弥陀堂であり本寺院の本堂にあたる。御影堂には宗祖である親鸞上人の像が祀られており、本堂より大きさも大きいのだが、そもそもの成り立ちが親鸞上人の廟堂として始まったためとされている。

西本願寺・唐門

西本願寺・唐門02 御影堂を左手に進むと国宝の書院があるのだが、拝観には事前予約が必要とのことで今回は見送ることに、そしてその南側に位置するのが唐門である。その装飾は絢爛豪華の一言で、桃山時代らしいというか、伏見桃山城の遺構である。西本願寺・埋め木 さて、一旦御影堂に戻り中を拝観しようと戻り、階段を登ろうと思った所、その木製の階段には多くの修繕の跡が見て取れたのだが、埋木の跡が壺や瓢箪、魚等様々な形になっている。いつの時代のものなのかは分からないが、何時の時代の職人にも遊び心があったのだと思うと何やら楽しくなるというものだ。

西本願寺・親鸞聖人像

西本願寺・御影堂内 御影堂の中に入ると驚くのはその広さと金色の輝きである。建物自体大きいので中が広いのは当たり前なのだが441畳あるという外陣では一度に1200人以上がお参りできるというのだから驚きである。

西本願寺・太鼓楼 東北角にある重層の楼閣は太鼓楼。中にはもちろん太鼓が置かれており、江戸時代には周囲に時刻を告げる合図となっていたという。又、幕末には池田屋事件で名を挙げた新選組への志願者が増えたため、壬生の屯所が手狭になり、この太鼓楼を屯所としていたという。もちろん寺院側にとっては迷惑な話だったらしい。

西本願寺・大銀杏 少し前なら黄金の輝きを見せていたであろう、天然記念物の大銀杏も今の時期はすっかり葉も落ちて寂しい姿だが、よく見てみると来春へ向けての新芽が芽吹いている。こうして人々が寒さに震えている中、黙って着々と次への準備をしているのだ、それも数百年も前から変わらずにだ。伝道院 阿弥陀門をでて門前町を歩いているとレンガ造りの建物が見えるのだが、これが伝道院である。もとは、明治45年に真宗信徒生命保険株式会社の社屋として建築されたもので、現在は本願寺伝道院として京都の指定文化財に指定されている。祇園閣を設計した伊東忠太の手によるものでいたるところに彼らしい遊び心が見て取れる。

ちょうどお昼時ということで、近くの相生餅食堂にて昼食を取ることに、たっぷり食べたあとはこれまでの寒さが吹き飛ぶほど体が温まった。

西本願寺前(9系統)→四条堀川(46系統)→平安神宮前

体が温まった所で次の目的地へと向かう。一旦、京都市営バス9系統にて四条堀川へ、46系統に乗り換え、平安神宮を目指す。20分程で目的のバス停に到着。バス停の名前は「平安神宮 岡崎公園 ロームシアター京都 みやこメッセ前」とかなり長い。

平安神宮(へいあんじんぐう)

平安神宮・応天門 平安神宮は明治28年建立と京都の中ではかなり新しい寺社となる。この地に建立されるまで紆余曲折あったそうだが、今となれば平安遷都を記念した時代祭は京都を代表する祭の一つになっているのだから、皆の信仰も厚いのだろう。

平安神宮・神楽殿

平安神宮・蒼龍楼  大鳥居に始まり、応天門、神楽殿、蒼龍楼など平安当時を模した建物は朱色が映える。屋根のほとんどが緑釉瓦になっているがそれも又よく映える。

平安神宮神苑01

平安神宮神苑02 一通り見て回り、続いて神苑へと向かう。拝観料500円を納め中へと進む。冬枯れの目立つ庭園は、緑豊かな季節の美しさもなく、寂しい限りだが静かで、冷たい空気の中、これもまた四季の一つであるのだな、などと思いにふけってみた。

平安神宮神苑03 市電

平安神宮・泰平閣 こんな所に昔の市電の車両がと思うかもしれないが、これこそ日本最古の電車である。平安神宮と同じく、明治28年に造られたことからここに安置されているそうだ。また、寂しげな神苑の中でも御所から移設された泰平閣の堂々たる姿はさすがであると唸らされるものであった。

さて、日も暮れ始めたところで本日はここまで、帰路へつく。

京都美術館前(100系統)→京都駅前

今日のまとめ

今週に入りすっかり冬を迎えた京都を歩くとなると「底冷え」と言われる寒さを感じながらの紀行となるのだが、それも一興。春や秋にはない侘びしさも、京都の良さの一つなのだと。

今回乗った路線

京都駅前(9系統)→西本願寺前(9系統)→四条堀川(46系統)→平安神宮前

京都美術館前(100系統)→京都駅前

使ったお金

一日乗車券:500円 拝観料:500円 (平安神宮神苑)

所要時間:約6時間

 

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です