京都市バス・京都バス一日乗車券 十一日目

源光庵(げんこうあん)・光悦寺(こうえつじ)・今宮神社(いまみやじんじゃ)

2014・10・27 曇 22℃

500円で巡る京都・十一日目。本日は500円一日乗車券で行くことができる北端、鷹ヶ峰(たかがみね)の光悦寺、そのすぐ近くで「悟りの窓、迷いの窓」で有名な源光庵、最後に平安以前からの歴史を持つ今宮神社をめぐりたいと思う。

京都駅前(206系統)→四条大宮(6系統)→鷹峯源光庵前

京都駅前A3 まずは京都駅前A3番乗り場から206系統に乗り、乗り換えのため四条大宮へ向かう。四条大宮からは6系統に乗り、鷹峯源光庵前を目指す。

源光庵(げんこうあん)

鷹峰

源光庵01 乗り換えを含め京都駅からは50分程度で鷹峯源光庵前に到着。源光庵は直ぐ目の前で参道からは山門が見える。山門は木の香りがするほど新しい。

源光庵・楼門 山門をくぐり先へ進むと、山門とは対照的に古い楼門が見える。門の上部には丸い窓が2つ有り、門額には「復古禅林」の文字が見える。

源光庵・悟りの窓、迷いの窓 拝観料400円を納め、本堂へと向かう。そこには丸と四角の窓が並び、それぞれ悟りの窓、迷いの窓と呼ばれている。丸い悟りの窓は禅と円通(智慧によって悟られた絶対の真理)を表し、四角の迷いの窓は「人間の生涯」を4つの角で象徴し、生老病死の四苦八苦を表しているといわれている。悟りを開くとまでは行かないが「角がとれて丸くなる」とはこういうことなのだろうか。

源光庵・血天井 また本堂内の天井は伏見桃山城の遺構で、1600年徳川家康家臣鳥居元忠ら1800人余が石田三成の軍勢と交戦し、敗れ、自刃した際の痕跡が残る。供養のため天井に貼り付けたとされており「血天井」と呼ばれており、そこにははっきりと足跡を見ることができる。

源光庵・庭園 庭園は北山を借景とした枯山水であり、少し早かったが紅葉のはしりを見ることができた。

光悦寺(こうえつじ)

光悦寺01 源光庵を出て西へ少し歩くと光悦寺である。少しわかりにくいかもしれないが、「本阿弥光悦翁旧蹟」と彫ってある石碑と案内板が出ている。細い参道の先に小さめの門へと進む途中、庭師の方が木々の手入れをされていたのだが、こういった寺院などの木々や庭園の手入れにはどれほどの費用がかかるのだろうか、などと世俗的なことを考えてはバチが当たるかもしれない。

光悦寺・大虚庵

光悦寺・光悦垣02 ともあれ拝観料300円を納め中へと進む。境内には大虚庵、三巴亭、了寂軒、徳友庵、本阿弥庵、騎牛庵、自得庵の7つの茶室が散在し、庫裏に接して妙秀庵がある。本阿弥庵からは鷹峰三山が望め、大虚庵(たいきょあん)を囲む竹垣は徐々に高さの変わるユニークな作りで光悦垣と呼ばれる。

光悦寺・鷹峰三山 本阿弥光悦は徳川家康に与えられたこの地に、一族郎党はじめさまざまな職人や豪商を連れ、職人、芸術の村を作り上げた。琳派の代表格の1人である光悦の書、陶芸、漆芸、茶の湯など枠にはまらないその芸術性はこういったところから生まれたのだろう。

光悦寺・墓碑 境内の一角には光悦の子、孫など一族の墓所がある。光悦自身の墓碑もあるが遺骨自体は東京に移っているとのことだが少しさみしい気もするのだが光悦自身はどう思っているのだろうか。

光悦寺・参道 さて次の目的地の今宮神社に向かうため参道を戻りバス停へと向かう。一度通った参道だが帰りには又違った顔を見せてくれる。

鷹峯源光庵前(6系統)→旭ヶ丘

鷹峯源光庵前バス停から京都市営バス6系統に乗り旭ヶ丘バス停まで行く。少し歩くが一旦、今宮通から楼門まで出た後、参道を戻る形になるが今宮門の交差点まで出てみる。

今宮門 今宮門の交差点から参道を見ると大きな鳥居が建っている。鳥居の足元は歩道に大きくはみ出しており人が一人通るのがやっとの幅になってしまっているのだが、謙譲の精神でも養えということなのだろうか。

今宮神社(いまみやじんじゃ)

今宮神社01 参道を北へ進むと朱色の楼門が見える。楼門前の交差点の右を見れば比叡山がわりと近くににみえて京都の北にいるのを感じられる。

今宮神社・拝殿 参道をそのまま進むと拝殿が見える。

今宮神社・疫社 拝殿の奥左側には摂社である疫社(えやみしゃ)が見える。疫社では疫神である素盞鳴命(すさのをのみこと)が祀られており、平安遷都以前の古来より疫病除けの神として崇められていたという。

今宮神社・本社 拝殿の奥右側は本社となっており中御座には大己貴命(おおなむちのみこと)、東御座には事代主命(ことしろぬしのみこと)、西御座には奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)がそれぞれ祀られている。神慮を慰め奉って悪疫退散を祈ったのが紫野御霊会であり今宮祭の起源である。この祭はやすらい祭とよばれ京都三大奇祭の一つとされ、疫神が花の精に追われて飛散すると言われ、悪疫 を、囃子や歌舞によって追い立てて、花を欺く風流傘に宿らせ、紫野疫社に送り込み神威を仰いで鎮めることで無病息災を祈るということだ。

今宮神社・お玉ノ井 こちらは「玉の輿」の由来とも言われる5代将軍綱吉の生母・桂昌院(けいしょういん)、通称「お玉の方」が寄進したという手水盤。西陣の八百屋の娘だった「お玉」が将軍の母にまで上り詰め、今宮神社の再興に尽くしたことから「玉の輿神社」と呼ばれることもある。このようなことから健康息災、良縁開運のお社として信仰を集めている。

境内にはいくつかの末社があり月読命を祀った月読社や氏子区域になる西陣にちなんでいるのか、織姫を祀った織姫神社などがある。その他にも「阿呆賢さん」や石が軽くなると願いが叶うと言われる「力石」などなかなか飽きない魅力がある。色々見て回るうちに16時をまわり日も落ち始めてきた所で本日は終了。北大路通、船岡山バス停まで歩き京都駅まで向かう。

船岡山(206系統)→京都駅前

今日のまとめ

今回は京都の北側を巡ってみたのだが、紅葉にはまだ少し時期が早かったようだ。しかし、ところどころ色づき始めた楓が紅く浮きだった光景はとても印象に残った。来週辺りからはもっと色づき始めるのだろうがこうして四季の移ろいを感じる間の時期もなかなかに趣きのあるものだ。

今回乗った路線:京都駅前(206系統)→四条大宮(6系統)→鷹峯源光庵前

鷹峯源光庵前(6系統)→旭ヶ丘  船岡山(206系統)→京都駅前

使ったお金:一日乗車券 500円、拝観料400円(源光庵)、300円(光悦寺)

所要時間:約6時間

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